Department of Pathology, The University of Tokyo
Univ TOKYO

 病理学研究への協力のお願い

東大病院で診療を受けられた患者さん及びご家族の方へ:「病理診断情報を用いたデータベースの包括的後ろ向き解析」研究へのご協力のお願い

東京大学医学部附属病院病理部では、当院を受診され、病理組織検体ないし細胞診検体を採取させていただいた方を対象に、標本を作製し、患者さんの病理診断を行っております。また残念ながら亡くなられた方のうち、ご遺族のご了解が得られた方については病理解剖による診断を行っております。病理組織及び細胞診から得られる情報を蓄積し解析することで、各種疾患に関する貴重な知見を得られる可能性があります。
 そのため、当院病理部、及び東京大学大学院医学系研究科人体病理学教室では、病理診断(細胞診・病理解剖を含む)を受けられた患者さんのデータを用いて研究を行っております。具体的には、病理診断情報に加え、日常の診療で得られる各種の臨床情報(問診や診察所見、疾患名、処置・手術・投薬等の治療内容、放射線画像(CT, MRI, 核医学検査)、血液検査・生理検査・尿検査・便検査等の各種検査データ、各種臨床評価指標)を対象とします。
この研究は過去の診療記録を用いて行われますので、該当する方の現在・未来の診療内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。解析にあたっては、個人情報は匿名化させていただき、その保護には十分に配慮いたします。学会や論文で結果を発表する際には、個人の特定が可能な情報は全て削除されます。
 この研究に関して不明な点がある場合、或いはデータの利用に同意されない場合には、以下にご連絡頂きたいと存じます。ご家族及び後見人の方からのご連絡も承ります。なお、本研究は当院の倫理委員会の承認を得ております。また、ご自身のデータの研究への使用をお断りになった場合でも、将来にわたって患者さんが当院における診療上の不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。。
 当ページをご覧の方で、ご自身が当研究の検討対象となっているかについても含め、当研究内容についてのお問い合わせがおありの際は、下記までご連絡下さい。尚、検討対象となっておられる方で、対象から外れることをご希望の場合には、遠慮なくお申し出下さい。

東大病院で病理解剖にご協力頂いた患者さんのご遺族の方へ:「病理解剖標本を用いた研究」への協力のお願い

東京大学医学部附属病院病理部では、当院で治療を受けたものの、残念ながら亡くなられた患者さんで、ご遺族の御承諾を頂いた方を対象に、死因や病態を明らかにして今後の医療に生かすため、病理解剖を行っております。病理解剖では、全身の臓器をご遺体から取り出して詳細に検索することで、主な病変のあった臓器だけでなく、全身の諸臓器も含めて病態を明らかにし、通常の医療だけでは得られない様々な情報を知ることができます。これらの情報を元に研究を行うことは、各種の疾病に対する知見を深める上で重要です。
 そのため、当院病理部、及び東京大学大学院医学系研究科人体病理学教室では、亡くなられ病理解剖を受けられた患者さんのデータを用いて研究を行っております。具体的には、生前の臨床情報(問診や診察所見、疾患名、処置・手術・投薬等の治療内容、放射線画像(CT, MRI, 核医学検査)、血液検査・生理検査・尿検査・便検査等の各種検査データ、各種臨床評価指標)、及び病理解剖で採取されたホルマリン固定臓器、臓器の写真、パラフィン包埋ブロック及び組織標本、臓器の凍結保存検体を対象とします。
 この研究は過去の診療記録、及び通常の病理解剖による診断後の標本を対象として行われますので、患者さんご本人の診療内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。解析にあたっては、個人情報は匿名化させていただき、その保護には十分に配慮いたします。学会や論文で結果を発表する際には、個人の特定が可能な情報は全て削除されます。
 この研究に関して不明な点がある場合、或いはデータの利用に同意されない場合には、以下にご連絡頂きたいと存じます。なお、本研究は当院の倫理委員会の承認を得ております。また、データや標本の研究での使用をお断りになった場合でも、将来にわたってご遺族の方が当院における診療上の不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。

東大病院で診療を受けられた患者さんへ:「病理組織及び細胞診標本を用いた研究」への協力のお願い

東京大学医学部附属病院病理部では、当院を受診され、病理組織検体ないし細胞診検体を採取させていただいた方を対象に、標本を作製し、患者さんの病理診断を行っております。病理組織及び細胞診の標本は患者さんの病変のある部分から直接採取されるものであるため、画像検査や血液検査等の他の手段では得られない様々な情報を知ることができます。これらの情報を元に研究を行うことは、各種の疾病に対する知見を深める上で重要です。
 そのため、当院病理部、及び東京大学大学院医学系研究科人体病理学教室では、病理診断(細胞診を含む)を受けられた患者さんのデータを用いて研究を行っております。具体的には、臨床情報(問診や診察所見、疾患名、処置・手術・投薬等の治療内容、放射線画像(CT, MRI, 核医学検査)、血液検査・生理検査・尿検査・便検査等の各種検査データ、各種臨床評価指標)、及び採取されたホルマリン固定臓器、臓器の写真、パラフィン包埋ブロック及び組織標本、臓器の凍結保存検体を対象とします。
 この研究は過去の診療記録、及び通常の病理診断後の標本を対象として行われますので、患者さんご本人の診療内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。解析にあたっては、個人情報は匿名化させていただき、その保護には十分に配慮いたします。学会や論文で結果を発表する際には、個人の特定が可能な情報は全て削除されます。
 この研究に関して不明な点がある場合、或いはデータの利用に同意されない場合には、以下にご連絡頂きたいと存じます。ご家族及び後見人の方からのご連絡も承ります。なお、本研究は当院の倫理委員会の承認を得ております。また、ご自身の検体の研究への使用をお断りになった場合でも、将来にわたって患者さんが当院における診療上の不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。

医学教育のためのCPC e-Learningの試み

当教室では,医学教育効果を期待し,CPC e-Learningの作成・これに対するアンケート調査を行っています.
新医師臨床研修制度におけるCPC (clinicopathological conference)レポート必修化に伴って, 医師の生涯教育に対するCPCの重要性が再認識されていますが,従来CPCのみでは,参加医療従事者が限られる事,難易度の問題などから医療従事者に対する教育効果は十分とは言い難いのが現状です.このような集団カンファレンスのデメリットを補い,学習効果を高めるとして期待されている新たな学習法がe-Learningです.本研究では,e-Learningを利用して,院内でCPC情報に基づく教材を作成し,実際に研修医に対しCPC e-Learningを実施するとともに,CPCの理解・教育効果の有用性に関する無記名アンケート調査を行います.CPC e-Learningのファイルは,実際に東京大学医学部附属病院で病理解剖が行われ,かつ病院CPCの対象となった症例の臨床経過や病理解剖学的結果を基に作成します.CPC e-Learningは東京大学医学部附属病院内のみで閲覧可能です.
 当ページをご覧の方で,当研究内容についてのお問い合わせがおありの際は,下記までご連絡下さい.尚,対象症例の御遺族の方で,対象から外れることをご希望の場合には,遠慮なくお申し出下さい.

研究についての問い合わせ先

研究責任者:牛久哲男
東京大学医学部・大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 人体病理学・病理診断学講座
電話 03-5841-3341
ファクシミリ 03-3815-8379

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