Department of Pathology, The University of Tokyo
Univ TOKYO
研究に関する自己紹介 2013年4月
佐々木 毅
Takeshi Sasaki
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准教授

医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
日本臨床病理学会細胞診専門医
「遠隔病理診断・地域連携推進室」を担当します。日本では慢性的な病理医不足のために全国約8,800病院中、病理医が常勤 で勤務する病院はわずか500病院程度。がんを扱う「がん診療連携拠点病院」ですら、約14%の病院に常勤病理医が不在とい う異常な事態となっています。また500病院中の約35%の病院は一人病理医病院です。このような病理医不在病院、あるいは 一人病理医病院の病理診断の援助、若手診断病理医の育成等を目的とします。平成24年に新設された「病理診断保険医療機関連 携」を活用した、それに特化した全国の魁となるプロジェクトになります。このプロジェクトを成功させ、東大を発信源として全 国に広げたいと考えております。病理診断に携わって25年目、サブスペシャリティーは乳がん、前立腺がんなどの泌尿器科領 域、コンパニオン診断(特にHER2)です。「病理診断科」として、月1回、患者さんに病理診断を説明する「乳腺病理診断外 来」も担当します。
柴原 純二
Junji Shibahara
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准教授
東大医卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
日本臨床病理学会細胞診専門医
医学部卒後間もなく病理医を志し、病理学教室に入局。大学院在籍時には研究らしきことに従事した時期もあったが、関心が専ら 病理診断学(病院における病理)にあるのは入局以来変わらない。一人前の病理医となることに専心してきたつもりだが、未だ志 半ばの感がある。
2011年、米国の某有名施設に一年間留学し、専門分野に関する経験を深めるとともに、世界的に有名な各分野の専門家に触れ る機会を得た。一流の専門家の経験の深さ、知識の確かさにはさすがと感心する一方で、各分野に幅広い知識を持ち、一定の精度 で業務を遂行する同僚を含めた我が国の病理医の優秀さも、彼の地で確信するに至った。
今なお深く尊敬する米国滞在時の恩師が、若きに日に「あまりに診断学に興味があり過ぎ、科学者としては問題である」というよ うな評価を受けておられたことを知った。志だけは自分と幾らか共通するものがあったと思われるが、数多の論文、教科書の出版 に加え、国内外の人材の育成に多大な貢献をされた偉人が遺してこられたものと、自らの現状との差にはただただ茫然とさせられ る。期せずして彼の最後の生徒となってしまったが、弟子として恥じぬよう、今後は発信、教育にも努めていこうと考えている。
牛久 哲男
Tetsuo Ushiku
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准教授
東大医卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
学位研究課題として深山教授より与えていただいた「EBウイルス関連胃癌のDNAメチル化異常」の研究を通して、胃癌の多様 性とその分子生物学的背景に興味を持ち、胃癌におけるHER2などの分子標的発現の検討や、EBウイルス関連胃癌、AFP産 生胃癌、浸潤性微小乳頭型腺癌、腸上皮化生類似低異型度癌といった臨床病理学的に特徴的な胃癌の研究を行ってきた。2012 年度は米国ハーバードメディカルスクール/マサチューセッツ総合病院のGregory Y Lauwers教授の元で消化管病理の研鑽を積み、特にバレット食道関連疾患、炎症性腸疾患、自己免疫性・薬剤性疾患などの欧米型消化管疾患を多数経験することができた。 これらの経験と診断病理医の視点を生かした消化管疾患の臨床病理学的研究を進めていきたいが、特に臨床的に意義のある研究を 目指したい。
森川 鉄平
Teppei Morikawa
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講師
東大医2003年卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
大学院時代は、都立駒込病院病理科、東大病院病理部にて診断病理学の基礎を学ぶとともに、東大・先端科学技術研究センター・ ゲノムサイエンス部門にて、腎癌の網羅的遺伝子発現解析に取り組みました。病理専門医を取得後、米国Harvard Medical School/ Dana-Farber Cancer Instituteにおいて、大規模コホートを用いた大腸癌の分子病理疫学の研究に取り組みました。また、Massachusetts Institute of Technologyとの共同研究により、腫瘍内に存在する間質細胞が分子標的治療抵抗性に関わっていることを報告しました。Personalized medicineの時代において、病理医の役割はますます重要になってきています。正確な病理診断を心がけるとともに、病理 形態学・分子生物学・疫学の視点を取り入れた研究に今後も携わっていきたいと思います。
池村 雅子
Masako Ikemura
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特任講師(病院)
群馬大医卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
大学院前半は、都立駒込病院病理科、東大病院病理部にて病理診断を学びました。大学院入学当初から神経病理学に興味があり、 大学院後半より東京都健康長寿 医療センター高齢者ブレインバンク村山繁雄先生のもとで、神経病理の基礎を学ぶとともに、Lewy小体病の全身病理学的所見に関して研究を進め、Lewy小体病では皮膚に 分布する神経束にも病変が広がっている事、皮膚生検によるパーキンソン病の確定診断の可能性がある事を示しました。卒後三井 記念病院病理部、帝京大学病理学講座を経て、2010年4月現職に着任しました。経験、知識を積んで診療に役立つ病理診断を 行うとともに、卒後疎かにしていた研究についても修練を積みたいと思っています。
山内 直子
Naoko Yamauchi
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助教
東大医卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
大学院時代は、婦人科病理、特に子宮内膜癌とその前癌病変としての子宮内膜増殖症に関心が強く、これらの病変の発生と進展に ついて病理組織学的並びに免疫組織化学的に研究を進めてきた。 その後、深山教授の下、病理診断学と肝細胞癌の研究を進め、glypican3が肝細胞癌の新しい組織診断マーカーとなることを報告した。その後は、Global COE(疾患のケミカルバイオロジー教育研究拠点)の特任、先端融合領域イノベーション創出拠点の特任として、代謝疾患の原 因及び病態進行のメカニズム解明を目指し、更に診断治療へ役立てるべく、免疫組織化学、酵素組織化学、ISH、電子顕微鏡的 解析等を進め、基礎と臨床の懸け橋となっていきたいと思っている。
新谷 裕加子
Yukako Shintani
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助教
浜松医大卒
医師、医学博士
日本内科学会認定内科医
日本病理学会認定専門医
大学を卒業後,駒込病院病理科で1年間病理学を学びましたが,全般的な臨床知識の必要性を感じ,浜松医科大学付属病院,聖隷 三方原病院で内科を中心に3年間,臨床研修をしました.その後,虎の門病院,東大病院病理部,三井記念病院病理診断科,帝京 大学病理部に勤務し,2011年3月より着任しました.多様な病院に勤務した経験を生かし,学生や研修医,若手病理医の指導 に力を入れていきたいと思っています.そして,どんな分野においても,安定した正確な診断ができ,必要に応じた深い検討・考 察ができる病理医を目指して,日々精進しています.専門臓器は心臓・血管,腎臓で,腎生検カンファレンスを担当しています.
国田 朱子
Akiko Kunita
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助教
東大院医2008年修了
医学博士
学部時代は生物学を専攻し、分子生物学及び生化学の基礎を学び活性型RNA酵素(リボザイム)のスクリーニング系の開発に従 事した。大学院修士課程より東京大学分子細胞生物学研究所にて基礎医学研究を開始し、動物癌転移モデルや細胞生物学的手法を 用い癌転移に関与する血小板凝集因子 podoplaninの機能解析を行い学位取得。その後3年間スイス・バーゼル大学生化学遺伝学研究所においてマウスinsulinoma発癌モデルを用い上皮間葉移行 (EMT: epithelial mesenchymal transition)に注目した発癌研究を行った。2011年4月より現職。現在のテーマは腫瘍集団浸潤メカニズムの解明及びE-cadherin発現抑制により誘発さ れるシグナル解析。癌治療に結びつくトランスレーショナルリサーチを病理学教室から発信していきたい。
松坂 恵介
Keisuke Matsusaka
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助教
広島大医2004卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
沖縄での初期臨床研修を経て当講座の大学院に入学、最初の1年は虎の門病院病理部にて病理診断学の基本を学び、残りの3年間 は東大先端研ゲノムサイエンス部門(油谷教授)にてEBV関連胃癌におけるDNAメチル化の網羅的解析に携わりました。大学 院修了後は1年間、都立駒込病院病理科にて腫瘍病理診断を中心に研鑽を積み、2011年4月より現職。基本的に泥臭い人体病 理学に親和性のある人種でして、消化器病理を中心に病理診断医としての成熟を図りつつ、院生時代に培った分子生物学的アプ ローチを駆使して特にウイルスが宿主細胞に及ぼす影響の解明にも取り組んでいきたいと考えています。
牛久 綾(旧姓 篠崎)
Aya Shinozaki-Ushiku
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助教
東大医 2004年卒
医師、医学博士
医学部卒業後、東京大学医学部附属病院にて2年間の初期臨床研修を行い、そのうち8か月間は同院病理部において外科病理学の 基本を学びました。その後、大学院博士課程において深山教授の指導のもと、EBV関連胃癌における上皮細胞間接着分子 Claudinの発現に着目した病理組織学的研究やmicroRNAによるE-cadherinの発現制御についての研究を 行いました。2010年4月より現職。2012年4月~2013年1月の間、米国Massachusetts General Hospital、Massachusetts Eye and Ear Infirmaryに留学し、頭頸部病理診断学について学びました。今後は病理診断のプロフェッショナルとして社会に貢献できるよう修練を積み、さらに研究の分野では、発 癌のメカニズムの解明だけではなく、腫瘍細胞の分化、機能、形態の多様性をもたらす遺伝子異常について解明したいと考えてい ます。
前田 大地
Daichi Maeda
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助教
東大医2004卒
医師、医学博士
日本病理学会認定専門医
初期臨床研修を経て病理医になることを決意。その後、大学院時代には病理診断全般のトレーニングを積みつつ、婦人科領域の腫 瘍に関する研究を行った。特に卵巣癌に興味を持つに至り、中でも日本人に多いとされる卵巣明細胞腺癌の病態解明に力を注いで きた。病理診断学の世界は非常に幅広く、伝統芸能に似た奥深さがあるように感じる。道を究めたい、というpureな動機を胸 に日々の業務に携わるのが理想である。また、病理医として「正確でブレのない診断」を下し続けること、そして研究面では 「Histopathologistとしての視点、強み」を常に意識して取り組むことを目標としたい。
田中 麻理子
Mariko Tanaka
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助教
東大医2006年卒
医師、医学博士
大学卒業後、同附属病院で初期臨床研修2年間、うち自由選択期間に同院病理部で研修、その後同大学院博士課程において深山教 授のご指導のもと、膵癌・胆管癌を中心として病理組織学的検討を行い、また、膵前癌病変における胃型形質発現に着目して膵発 癌の一端を解明しようと努めました。2012年4月より現職。患者さんに不利益のない診断力と俯瞰的な視点を持つ診断医を目 指し、現在は病理診断および病理解剖の修行に励んでおります。
阿部 浩幸
Hiroyuki Abe
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助教
東大医2007年卒
医師、医学博士
大学卒業後は千葉県の総合病院国保旭中央病院で2年間の初期臨床研修を行い、その後は同病院の臨床病理科で1年間、病理診断 及び病理解剖の基礎を学びました。東大に戻ってからは、病理部で病理診断・解剖の研鑽に努めるとともに、深山教授のご指導の 下でEBV関連胃癌の研究に携わりました。具体的には、EBV関連胃癌におけるクロマチンリモデリング因子ARID1Aの免 疫組織学的検討や、ウイルス由来microRNAの細胞外分泌に関する研究を行いました。2013年4月より現職。今後も病 理診断能力の向上に努めるとともに、消化管病理を形態・分子の両面から研究して参りたいと考えております。
宮川 隆
Ryu Miyagawa
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特任助教
(がんプロフェッショナル養成基盤事業プラン)
東大院理2012年修了
薬剤師、衛生検査技師、理学博士
名古屋市大薬学部卒業、名古屋市大院博士前期課程修了、南カリフォルニア大薬学部国際臨床薬学研修修了、東大院博士課程修了。 2012年4月から2013年3月まで、日本学術振興会特別研究員(PD)、2013年4月より現職。 薬剤師、第一種放射線取扱主任者、第一種作業環境測定士(放射性物質)、甲種危険物取扱者などの資格を所有。 学部ではmRNA分解機構の研究、修士課程では生活習慣病に関わる血栓形成促進因子PAI-1の発現機構の研究に従事。 博士課程では東大アイソトープ総合センターにて、放射線などのストレス下でのtRNAの動態機構研究、 また、がんにおいて高発現している長鎖非コードRNAの細胞内動態研究で学位取得。 これまでのRNA研究の知識・放射線の知識・がん研究の知識を病理学分野に少しでも還元できたらと考えている。
(順不同)

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