骨軟部腫瘍の研究

東京大学医学部附属病院にて骨軟部腫瘍で治療を受けた方またはご加療中の方、及びご家族・後見人の方へ

当院では骨軟部腫瘍の病理診断に関する研究(多施設共同研究)に参加しております。

研究課題

骨軟部腫瘍の病理診断に関する分子免疫組織学的研究(2019011NI)

研究機関名及び本学の研究責任者氏名

この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
研究機関 東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 人体病理学・病理診断学分野
研究責任者 牛久 哲男教授
担当業務 病理学的解析

共同研究機関

研究機関 東京大学大学院医学系研究科整形外科学(責任者:小林寛)
     国立がん研究センター中央病院病理科(同:吉田朗彦)
     都立駒込病院病理科(同:元井亨)
担当業務 臨床情報管理、病理学的解析

研究期間

2024年5月31日まで

対象となる方

1962年1月1日 ~ 2024年5月31日の間に当院で骨軟部腫瘍の切除手術や生検、解剖を受けられた方。

研究の意義

この研究を通して稀な疾患である骨軟部腫瘍の原因解明や治療法の開発など、将来の医療に役立てることが出来ると考えています。

研究の目的

様々な種類の骨軟部腫瘍の発生メカニズムの探索や新しい診断法・治療法を開発することです。

研究の方法

この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学大学院医学系研究科・医学部長の許可を受けて実施するものです。これまでの診療でカルテに記録されている臨床情報(問診や診察所見、疾患名、処置・手術・投薬等の治療内容、放射線画像(CT, MRI, 核医学検査など)、血液検査・生理検査・尿検査・便検査など各種検査データや臨床評価指標など)、手術や生検、解剖で採取された病理組織検体(パラフィン包埋検体や凍結検体など)を収集して行う研究です。この研究は検体から抽出した核酸を用いた網羅的なゲノム解析(遺伝子の配列や発現量を調べる解析など)を含みます。この研究は既存の診療記録および病理診断の終了した残余組織検体を対象として行われますので、患者さんご本人の診療内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
この研究では患者さんの臨床情報、病理検体あるいはそこから抽出された核酸を郵送により、あるいは臨床情報を電子的配信により他の研究施設(国立がん研究センター、都立駒込病院)に送付されることがありますが、お名前やご住所などの情報は匿名化した状態で試料や情報の送付および解析を行います。

個人情報の保護

この研究に関わって収集される試料や情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
あなたの人体試料や情報・データ等、解析する前に氏名・住所・生年月日等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上で、当研究室において牛久哲男(管理責任者)が、パスワードロックをかけたハードディスクまたは紙媒体で、鍵のかかる部屋の鍵のかかるロッカーで厳重に保管します。ただし、必要な場合には、当研究室においてこの符号を元の氏名等に戻す操作を行い、結果をあなたにお知らせすることもできます。
この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、下記の研究事務局までご連絡ください。ご家族,ご遺族および後見人等の方からのご連絡も承ります。この研究のどの時点でも同意を撤回できますが、一度研究の成果を学会や論文で公開してしまいますと、その部分については取り消しができなくなることはご理解ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
研究結果は、個人が特定出来ない形式で学会・論文等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後5年間保存されます。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示いたしますので下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
この研究に関する費用は、主に文部科学省科学研究費(18K15110、ヒストン修飾異常を有する骨軟部腫瘍の臨床病理分子学的特徴の解明、代表者 牧瀬尚大)から支出されています。本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。
尚、あなたへの謝金はございません。

2019年6月

問い合わせ先

東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 人体病理学・病理診断学分野 教授 牛久 哲男
住所:東京都文京区本郷7-3-1
電話:03-5841-3341 FAX:03-3815-8379