心筋の線維化および沈着症に関する網羅的検討

当院にて心筋生検および補助人工心臓装着術、心臓移植をされた方へ

当院では、心収縮能の低下に関係すると考えられる、心筋細胞の変性や線維化に注目した研究を行っ ています。

研究課題

心筋の線維化・沈着症に関する網羅的比較検討

対象となる方

本院で2001年1月から現在までの間に、当院で心筋生検、左室補助人工心臓装着および心臓移植をされた方。

研究の意義

虚血性心疾患、心筋炎、心筋症、アミロイドーシスやファビリー病などの沈着症は、いずれも心筋細胞の減少や変性が おこり、心筋細胞を取り囲む、あるいは心筋細胞を置換性する線維化が起こります。心筋細胞が減少し、線維化が起こ ると心筋の収縮力が低下し、心不全をきたします。この機序を解明できれば、心筋の線維化を抑制し、心不全を改善で きると考えられます。 【研究の目的】 病理検査のために病理診断部に提出された心筋組織に対し、質量分析法を用いて蛋白質の成分を調べます。

研究の方法

この研究は、厚生労働省の「疫学研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの 診療でカルテに記録されている血液検査、画像検査、病理検査、術後経過などのデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担頂くことはありません。また、他施設への情報、資料の提供はありません。
この研究のためにご自分のデータを使用して欲しくない場合は主治医にお伝え頂くか、下記の研究事務局までご連絡ください。ご家族及び後見人の方からのご連絡も承ります。ご連絡を頂かなかった場合、ご了承頂いたものとさせて頂きま す。

個人情報の保護

研究結果は、個人が特定できない形式で学会等において発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終 了後5年間保存されます。なお、研究結果についてお問い合わせがあれば、ご説明致します。下記までご連絡ください。 ご不明な点は、主治医または研究事務局へお尋ねください。

平成31年2月

研究機関名

東京大学医学部附属病院 病理部
東京大学医学部附属病院 心臓外科
東京大学大学院 医学系研究科 人体病理学・病理診断学教室
東京大学大学院 医学系研究科 システムズ薬理学